モノづくりの流れ
実際の機械へ
部品が揃えば、最後の工程、組立作業に入ります。トーワの組立員には、技術力はもちろんのこと、想像力や発想力が求められます。
ジグソーパズルを例に挙げましょう。ジグソーパズルはいくつかやっていくうちに、次第にコツ(端から組んでいく、同系色のピースを集めてから始めるなど)が掴めます。しかし、なんと言っても、箱に描かれている完成図と本人の想像力が頼りです。当社の組立作業はこれと非常によく似ています。組立員には毎回違う組立図面と部品が与えられ、彼らは、それらを元に想像力をフルに働かせ、実際の機械装置へと組上げていきます。
また、組立中や試運転中に予期せぬトラブルが発生するのもオーダーメイドであるがゆえです。そのとき、設計者と知恵を出し合いトラブルを解決に導くのも製造課の重要な役割です。
組立が完了すれば、試運転・最終調整を経て、お客様の工場へと出荷します。